軽トラ、軽バン買取査定について

中古自動車査定士とは?

軽トラや軽バンに限らず中古車の売買を行う時に必ず耳にするのが「査定」という言葉ですね。当サイトでもかなりの頻度でこの査定という言葉が出てきます。ではこの査定という言葉、一体何を意味しているのでしょう。具体的には売買される中古車の状態を細かくチェックして、適切な価格で売買するための検査のことを言います。この査定を行うのは中古自動車査定士という資格を持った人が行われるのが通例です。中古自動車査定士とは中古市場の売買が適切に行われているかをチェックするプロなのです。中古自動車査定士には小型車査定士と大型車査定士の二種類ありますが、軽トラや軽バンは軽自動車ですので小型車査定士が査定を行うことになります。この資格は一般財団法人 日本自動車査定協会が交付している認定資格です。取得するには協会が主催する3日間の講習を受け、技能検定試験に合格した後に査定協会に登録することになっています。一応、愛車の査定を行うのはこの中古自動車査定士なので、相場と大きくかけ離れた査定価格にはならなさそうなものですが、実際にはA社とB社では査定価格に10万円以上もの開きが出たという話しを良く聞きます。プロが査定しているのに何故?と思うでしょうが、これにも色々と事情があるんです。通常、中古自動車査定士は日本自動車査定協会が認定した有資格者で協会のガイドラインに従って査定を行っていますが、業者によってはそのガイドラインとは違う独自の査定基準を設けている所もあります。査定士の多くが独立してユーザーと業者の中間に立って中立的な立場で公平に査定を行うならこんなに査定額に開きが出るということも無いはずですが、実際には業者の社員が資格を取っているというケースの方が多いのです。在庫を多く確保したいという業者の場合は当然査定基準が甘くなりますね。ここに業者間の査定価格の差が生じる理由があるのです。

出張査定とは?

インターネットの中古車買取比較サイトなどで一括見積り機能を使うと一度に複数の買取業者に対して査定の依頼を出すことが出来ます。非常に便利な機能ですね。しかし、ここで注意しなければならないのが、この査定が本査定では無いということです。実際に一括見積りを試したことがある人ならお分かりかもしれませんが、一般的なシステムでは車両に対して入力する項目は車種と年式と走行距離ぐらいです。内装や外装の状態や部品の状態に関する情報などは入力する仕様になっていません。つまり、一括見積りシステムで出される査定額は仮の査定額ということになります。実際の査定額は仮査定後に行われる本査定で決定することになります。本査定の場合、車両の状態を細かく確認することになりますので、業者に持ち込むか、出張で査定しに来てもらうかのいずれかになります。以前は出張見積りは有料という業者が多かったのですが、中古車市場が活性化するに伴い、買取業者の数も増えサービス競争が起こり始めたため、出張査定は無料で行ってくれる業者も増えてきました。出張査定の場合、持ち込みに比べるといくつかのメリットがあります。持ち込む手間が省けるのはもちろんですが、移動の途中に車体を傷つけるリスクが無いのと軽油代が節約出来るというのも大きなメリットですね。移動させなければそれだけ部品の消耗も少ないので査定にはプラスに働くことになります。一方デメリットと言えば自宅や駐車場の所在を明らかにすることぐらいでしょうか?余程悪質な業者で無い限りこれでトラブルが発生するということは無いと思いますが、個人情報の管理には慎重にならざるを得ないご時世ですから、一応注意しておくに越したことはないでしょう。一般的に一括見積りの時に入力する個人情報は住んでいる地域とメールアドレス、ニックネーム程度です。これ以上の情報入力を促してくるサイトは要注意ということになりますね。それから出張査定の時には可能な限り立ち会うようにして下さい。万が一査定を依頼した業者が悪徳業者だった場合、車内から個人情報を盗み出したり、他の業者に売られないように悪質な細工をする可能性があります。これは海外では良く起こる手口です。日本ではまだこんなことをする事例は少ないとはいえゼロではありませんから念には念を入れるようにしましょう。

プラス査定に働くオプション

中古車の査定基準となるのは新車の状態で売られていた時の標準装備となります。購入時にオプションを付けていたり購入後にカスタマイズしている場合、査定額に影響が出ることがあります。これから紹介するのはあくまでも一般例ですが、オプション装備をしていた場合、どのようなオプションがプラス査定に働くかを説明していきましょう。まず需要が高くプラス査定に最も影響するのがカーナビです。最新のカーナビほどプラス査定に働くと考えて間違いないでしょう。一方かつてはプラス査定となるオプションの定番だったカーオーディオはちょっと微妙です。最近ではMP3プレーヤーで音楽を聴く人が増えたため、iPodやiPhone用のドックが付いていたり、スマートフォンや一般的なMP3プレーヤーを接続出来るmicroUSBポートが付いているカーオーディオならプラス査定も期待出来ますが、MDやCDのカーオーディオは期待薄かもしれません。エアコンも今では標準装備されていることが多いのでプラスになるということは少ないと思います。一方カスタマイズに関してですが、これは出来るだけ売却時には標準装備に戻せる様な状態にしておきましょう。極端なカスタマイズはマイナス査定の一因となります。また車体の色で言えばプラス査定になりやすいのがグレー、白、黒だと言われてます。限定カラーや派手な色味は好みがはっきりとしていて万人向けではないので査定の面ではプラスに働くということは少ないと言われています。個性的な車よりも万人向けの方が査定面では有利とういことを覚えておきましょう。

故障してる、修理は必要?

軽トラや軽バンを売却したくても故障しているのが分かっている場合、売却は諦めなければならない、あるいは修理しなくてはならないのでは?と考えている人は案外多いものです。しかし、故障車でも査定時にちゃんと申告しておけば高額査定にはなりませんが、売却出来ないということはありません。また修理に関しては数万円の修理代をかけて僅かばかりの査定アップに期待するよりは、修理せずに査定してもらった方がコスト面では有利となるケースが多いというのが実情です。実際プロの査定士が修理の痕跡を見逃すことは殆どありませんし、修理していることが分かった時点で高額査定やプラス査定には期待出来ないことになります。したがって正直に申告して、後は手を加えずにそのまま査定してもらうのが一番無難な選択だということになります。それよりも車検にはちゃんと出しているか、軽自動車税の未納付はないか、車内の清掃はきちんと出来ているか、車検証や軽自動車税納付証明書、自賠責保険証書など売買時に必要な書類は一式全て揃っているか、装備は購入時の標準装備が揃っているかどうかなどということの方が査定には大きく影響してきますので、これらの事は漏れずにチェックしておくようにしましょう。故障車が売却出来るという事情の裏には外国での日本車人気の高さが関係しています。日本車の性能は今でも世界トップクラスですし、高価な新車よりは中古車の方が需要が高いので海外では普通に取引されているのです。第三国などでは廃車同然の日本車が当たり前のように道路を走っています。このように日本市場では売り物にならない事故車でも海外では需要があるので買取業者もちゃんと査定してくれるというわけです。

軽自動車が高く売れるには時期がある?

ここからの話しは軽トラや軽バンに限らず軽自動車全般にいえる事として話しを進めていきたいと思います。中古車はここ10年ぐらいの間で日本国内の市場が急激に拡大してきました。この背景には長引く不況や円高が大きく関係していると言われています。したがって1年を通じて需要があるのが今の中古車市場ですが、この中でも軽自動車に関しては売れる時期があると言われています。一般車に比べると値段も安く、お手軽な軽自動車の場合、特に主婦や学生、セカンドカーとしての人気が高く新生活の始まる4月、レジャーシーズンの5月、7月、10月に需要が高まると言われています。買取業者としてもこれらの時期の直前には出来るだけ中古車の在庫を確保しておく必要があるため、3月、4月、6月、9月には高額査定が期待出来るとされています。ただし、3月の場合はちょっと特殊で、この月は中古車を売る方も焦っているために査定を巡っていつも以上にせめぎあうという通説があります。では、どうして3月だけ売る方も焦っているかといえば、それは4月1日付けで軽自動車税の納付が決まってしまうからです。したがって売る方は翌年分の軽自動車税を払いたくないので焦って売りに出すケースが増えるのです。しかし、買う側も3月には在庫確保したいのが本音ですので売る側と買う側の間に微妙な駆け引きが起こりやすくなるというのです。また3月、4月は引越しのトップシーズンでもあり、一人暮らし世帯が増えた昨今では単身者向け引越しの需要が高まり、引越し業者の方でも軽トラや軽バンの中古車ニーズが高まります。従って、3月に軽トラや軽バンを売却したいと考えている人は買取業者に足元を見られないためにもしっかりと複数の業者から見積りを取って比較する事を怠らないようにしましょう。